不安ですねて居直って唾吐いて
いろいろやって繰り返して自殺を考え連れに殴られ
あいつの夢を追いかけ紛争の国の内と外で

ダイ ゲーム

やるだけやったら、しあわせかな?

#01 The worries named "The past"
何をすればいいんだ?

過去という名の不安

一週間明日が来なくても 誰も心配しないはずだ
苦い災厄訪れない日々 安心して過ごせるなら

同じ色の毎日は許されない

不安を抱き眠れずに 頭抱えふさぎこむ
人に言えない秘密が 体を縛り苦しめる

今すぐ過去へ戻れても 何も出来ないだろう
壊れる未来知らない未来 生まれるのが怖いなら

自分のいない明日は見えない

不安を抱き眠れずに 頭抱えふさぎこむ
人に言えない秘密が 体を縛り苦しめる

時が満ちれば 時が許せば 時が過ぎれば…
今が満ちてゆく 今が裂けてゆく 今が開けゆく…

不安を抱き眠れずに 頭抱えふさぎこむ
人に言えない秘密が 体を縛り苦しめる

明日誰かに書き残そう まだ見ぬ未来に伝える
人に言えない秘密が 体の中うずきつづける

#02 Parent
財布をドブ川に放り投げても。

薄膜

風邪引くからと フトン被せてもらってた ガキの頃の
温もりなんて もう感じなくなったけど 今でも覚えてる
かばってもらってた My Childhood's days

胸ポケットの空箱 クシャクシャに丸めて
財布の小銭 文無しでライター捨てた

思い通りにいかない 7Days の繰り返し
悲しかりけり Lie

欠席続き 仮病患っていた ガキの頃の
嘘なんてものは 下らなかったけど まだ吐いている
見捨てられた I'm lying for my pleasure

何も残らない 何も返せない
今まで生きた 礼さえも返せない

風邪引くからと フトン被せてもらってた ガキの頃の
温もりなんて もう感じなくなったけど 今でも覚えてる
かばってもらってた My Childhood's days

歯がゆい俺の 尻拭いしてた ガキの頃の
親には二度と 会えなくなったけど 悔やみ続けてる
何もふっきれない Worthless, Fool MAN

#03 Real hippie
その存在は、薄っぺらいだろうか。

リヤル ヒッピー

物足りない毎日に飽きる 色々な考えが頭を過る
あれやこれやとネジを回せば 違う場所に立っている
へらへら笑う奴に呆れる 数々の女と袂を分かつ
伸るか反るかと階段上がれば アルミ拾いが似合っている
(I was "hippie". I was happy in those days.)

一進一退を繰り返す 余計な事を脱ぎ捨てる
服に染み付いた臭いは この街には似合っている
歩行者に避けられる 様々な表情を読む
誰言うとなく街から去って 汚れた服に合う場所に来た
(I'm "hippie". I'm laughing in this place.)

気付かれずに溶け込める いい暮らしだ今は
(I was "hippie". I was happy in those days.)

昔々の楽な時代は もう戻らないが
理想があってもこれはこれで いいと思える日々でいい
("Real hippie" I'm looking down upon real world.)

I was hippie.
I am "Real hippie".
I'm not looking down upon real life.
I don't lose hope and a few pleasures.
I was hippie.
I am "Real hippie".
I don't want opportunity.
I'm, I'm, I'm human. Uh~.

la,la,la... これでいいのさ。
la,la,la... 今のままこのまま。
la, la...
la...

#04 You must know own status
『無駄な抵抗はよせ』だと。どうする……。

自覚

お前がよぅ 何したってよぅ
笑われてんだぜ いつだって oh-oh oh-ooh
顔だけよぅ さらしたってよぅ
飽きられてんだぜ 俺たち oh-oh oh-ooh

あの娘がよぅ くじけたときよぅ
助けてやったんだぜ 精一杯 oh-oh oh-ooh
最近よぅ 会った時にゃよぅ
忘れてやがったぜ こん畜生 oh-oh oh-ooh

捨て損ねた人間性を
呼び起こせばなおさら辛い
俺は何にでもなれる
そうほざいてた アイツは……

今からよぅ 逃げちまってよぅ
バイトで食いつなぐなんて 無理だぜ oh-oh oh-ooh
昨日はよぅ 目が回ってよぅ
危うくひき殺され かけたぜ oh-oh oh-ooh

踏み外した人の道は 振り返ればなんてことない
俺はいつだって死ねる そう呟いてた俺だけが……

oh-OOOH!!

楽することだけ考えて 世間を生きている人間が
溢れかえって困ってるって 馬鹿が言ってる
化けの皮をはげば 誰でも顔を背けちまう
事実の上で踊らされる 俺たちの贖罪(しょくざい)?

捨て損ねた人間性 OH-OH
呼び起こせばなおさら辛い
踏み外した人の道 WA-AH
振り返ればなんてことは AH!

無い

#05 He was tied
いつになったら、抜け出せるんだ。

邪淫

凌辱の Fuck! 犯されてる気分だ このままじゃ
立場の Change! 求めても奴には 聞こえてない
短いさ Shit! だから何だよ どうすりゃいいの
物好きな Fury! じゃじゃ馬だよアンタ 好きにしなよ

男は Slave 女は Ruler このまま二人は絡み合っている

快楽(けらく)ゑいて今宵こそは 天上天下の気配(けはひ)に溶くなん
覚ゆ事総て人遣(ひとや)りならずや 御前より出で来数々の邪気(ざけ)なり

uh~ 溶けてゆく

嘲りの Dunk! 誘うんだあいつが 薬を求めて
危険な Junk! 戻れないよ今さら ため息吐く
濡れ事の Wail! 次々と去ってく どいつもこいつも
無意味な Sein! 俺だけ死んでない 逃れ続け

仲間は Dead 情人は Hate それでも二人は絡み合っている

薬の続きは情に溺るれ 勝手尽く女人(にょにん)に目眩く気分
(くは)()の酔狂異にこちたし 突い立つこなたに寝腐(ねくた)る貴方

快楽(けらく)ゑいて今宵こそは 天上天下の気配(けはひ)に溶くなん
覚ゆ事総て人遣(ひとや)りならずや 御前より出で来数々の邪気(ざけ)なり

uh~ 堕ちてゆく 溶けてゆく ──消えてゆく

#06 Stray piece
僕らを妨げるのは誰だ。

進歩しない僕ら

全部が全部繰り返し 進歩しない僕ら

求めるもの (すべて) 感じるもの (すべて)
どこにでもある筈だったもの

苛立つこと (すべて) 叫んだこと (すべて)
粉々に砕いて忘れたこと

手を伸ばせば (はかな)く消える 瞬間に生きている
道も知らない 見えない穴に はまっても分からない

笑ってる 信じてる 演じてる 続けてる

全部が全部繰り返し 進歩しない僕ら
何時か何時か見えてくるのかな トンネルの出口

愛されたい (だれが) 捕われたい (だれが)
何かの鎖に繋がれたい

嬉しいとき (だれが) 楽しいとき (だれが)
辛い毎日を忘れたいとき

忠告聞かず 現実逃避 遊ぶことに飽きて
今の気分を 確かめてみる 何も残ってない

見えないよ 知らないよ 不安だよ 分かってよ

全部が全部繰り返し 進歩しない僕ら
何時かいつか見えてくるのかな トンネルの出口

何処かどこかに誰かが捜してる 落ち着ける場所
良いさいいんだよどうでも 見つからなくても

分かってる分かってるの連発 ホントに分かってるの僕の事情
決め付けないよ誰かが悪いと 皮肉れないよ歪んだ言葉じゃ

全部が全部繰り返し 進歩しない僕ら
何時かいつか見えてくるのかな トンネルの向こうに──

#07 A fate better than death (really?)
傷ついたその心に、「君は誰」と問い掛けても。

唇を噛みしめて

膝を抱えて地下街の 柱に寄り掛かる
一度きりの機会を 失い惑う毎日
差し延べられる手は 全て形だけが見えて
君の両腕はいつも 『ミロのビーナス』だった

おどけたって格好悪いし 何をしようか迷っていた
できることは限られていて うずくまってまた街へ…

世間は滑らかに冷たいから あっさり現実を受け入れた
本当に君の素顔を見たから はっきり決心したあの日から
もう一度 晴れてもう二度と 君には会いたくないよ……

凍てついた道路で 走らせたバイクは
スクラップ工場の プレス機で潰されていた
周りの視線は無情の 仮面に守られて
君の優しい微笑みが 何より辛かった

沈んでも意味がないのに そうせずにいられなかった
触れるガラスはいつも脆くて 何も言えずにまた街へ…

バイクは人より正直だから すんなり免許を手にいれた
素敵な君の嘘を知ったから ここから消える準備ができたら
もう一度 晴れてもう二度と 君には会いたくないよ……

ビルの屋上で夜景を眺めてると ここにも冷たい風が吹き付け始めた

君はしなやかに流れていくから やっぱり別れを感じていた
一度も君から言わなかったから 背中に声を掛けられても
もう一度 晴れてもう二度と 「好きだった」とは言えないよ

#08 Die Game
痛みを知らずに。

Die Game

「いいじゃない、もう死んでも」なんて 勝手なこと言いやがる
まぁいいかもな そろそろピリオド 打っても
「朝4時に、公園」だって 誘われちまったからには
ロープでも背負って 踏み台抱え 行くか

だらだら生きたってしょうがない 明日眺めても何もない
うざったいこと止められんなら まぁいいだろ?

「そんなことで、何が分かる?」だって あいつらしい考えだ
痛さのコトで あいつはそう答えた
「体に訊いてみな」って 俺をいきなりKO!
ハラ抱えてうずくまって の無力さ 知った

悩みもぜんぶ忘れ アクビをひとつしたら
俺を見てたアイツが 笑ってた
気ままな姿で あいつが生きてるのは
楽しいからだろうって そう思った

今をつかみ取って 想いに逆らわず
生きたならきっと 楽しいだろう
何に負けたって── かまわないだろ

#09 Drive! FAST!
自分の Pain を、追い求めるんだ。

疾駆

なにかを追い続けて やがて遠い国にきた
朝焼けが目に痛い 真っ赤な真っ赤な赤砂の大地
天駆ける太陽の 陽射しは砂を灼いて
足下のトカゲは バイバイバイと手をふるのさ

ターゲットは何だろう 俺はどこへ走るんだろう
意味のない生き方なんて つまらない
今を感じていたい

あの人を亡くして やけにまぶしい夢を見た
倒れかけた俺に あいつが両手をめいいっぱい目一杯振るのさ

傷痕傷跡は心に残るだろう 愁いはいつか消えるだろう
後悔ばかりの毎日なんて いらない
なにかを求めていたい

追い続けたものが 空っぽだとしても
俺はイキタイ ただがむしゃらに

ターゲットは何だろう 俺はどこへ走るんだろう
意味のない生き方なんて つまらない
今を感じていたい

熱い砂漠の向こう側 オアシスがそこに無くても
俺は進もうヤツが待っている そう信じてる
赤い大地を駆けぬけていく

この空がつづく限りは

#10 The sky far away from here
すれ違う人と人に。

彼方の空

平和のそばで 犠牲 しいられた人々
生きる糧失い うなだれて
闇夜にしずむ 死体 泣きすがる子供は
空腹をおぼえて 泣きやんだ

食べ物さがす あどけないその子に

めぐりめぐる夢が 行きかうあの国に
降りかかる冷たい 雨みたいな
快楽もてあそぶ 誰かと誰かすれちがう
君のすむ国の 幸せ見せても いいだろう?

自由のふちで いつか きままに抱いてた
()の人を求めた あてもなく
冬空の下 凍え マヤカシにほだされまやかしに(ほだ)され
束縛に抱かれた 心なく

薄い感情 無感動な日々に

ゆれにゆれる心で 行き場をなくし迷ってる
子供の明日悩むなげく 親は知らない
逃げ場を失いおびえて 銃口を見てふるえてる
はかない少女の(はかな) 歌声とどけて みようか?

遠い国で 誰かが誰かに 殺されを 殺して
自由を守るためにと 叫んでいただと 泣き叫んだ

めぐりめぐる夢が 生まれるこの国に
降りそそぐ優しい 雨にも似た
こぼれ落ちたしずくに あふれる想い垣間(かいま)見た
子供は抱かれて 君にささやいた

『アリガト…』

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