エクスプローラの便利な使い方
ちょっとした便利な使い方を知る
[ファイル名を指定して実行(R)]で以下の文字列を入力します。c:¥windows¥tips.txt
すると、「Microsoft Windows 95 README:ヒントとテクニック」というテキスト文書を閲覧できます。
ヘルプの便利な使い方
ヘルプの「トピックの検索」に[検索]タブを追加して、ヘルプの文中にある言葉を検索できるようにします。
あらかじめ解凍レンジをインストールして、CABファイルを解凍レンジに関連付けておけば、この後の作業がカンタンに行えます。
- Windows95のCDを検索します。[名前と場所]タブの[名前(N):]に「Win95*.cab」、[その他]タブの[含まれる文字列(C):]で「ftsrch.dll」を[検索開始]ボタンを押してください。
- ひとつのCABファイルが表示されたら、ダブルクリックしてください。その中にある「ftsrch.dll」だけC:¥WINDOWS¥SYSTEMに解凍してください。
[スタート]メニューの活用法
※スタートメニューとは[スタート]ボタンを押すと表示されるメニューのことです。
あなたのキーボードにはウィンドウズキーがありますか? あるのならば、以下の方法で、プログラムを楽々と起動できるでしょう。
- ウィンドウズキーを押します。
- [P]を押します。
プログラム(P)が表示されたでしょうか。
このように、スタートメニューではアクセスキー(メニュー上で括弧の中に下線付きで表示されている英数字1文字)を押すことによって、すばやく項目を選択できるようになっています。
上記の点を踏まえて設定すれば、快適なスタートメニューが作れますよ。
クイックスタート
- [スタート]ボタン上で右クリックして[開く(O)]を選択します。初期状態では[スタートメニュー]フォルダが開かれるでしょう。
- [スタートメニュー]フォルダウィンドウの[ファイル(F)]メニューの[新規作成(W)]から[ショートカット(S)]を選びます。
- [ショートカットの作成]ウィンドウで[コマンドライン(C):]にC:¥WINDOWS¥EXPLORER.EXE /e,C:¥WINDOWS¥スタートメニューと入力して[次へ(N) >]ボタンを押します。
- [ショートカットの名前を指定してください(S)]に0スタートメニューの設定と入力します。名前の頭に(1バイト=半角の)数字──ここではゼロ──を添えているのがポイントです。
- [完了]ボタンを押します。
それでは[スタート]ボタンを押して[0](ゼロ)キーを押してください。エクスプローラが開いてスタートメニューフォルダが表示されましたか? 開いたのなら設定終了です。これですばやくスタートメニューの設定が行えます。
避けるべき頭文字をチェック
Windows 95のスタートメニューは、初期状態で以下のメニューが表示されています。
- プログラム(P)
- 最近使ったファイル(D)
- 設定(S)
- 検索(F)
- ヘルプ(H)
- ファイル名を指定して実行(R)...
- Windows の終了(U)...
場合によってはサスペンド(N)も表示されているかもしれません。
IE4によるデスクトップのアップデートを実行したWindows 95、そしてWindows 98では、さらに異なったメニューが表示されているでしょう。
これらのアクセスキーに使われている英字と重複しないように設定する必要があります。
[スタート]メニューを使いやすく
スタートメニューを整理する
普段使っていないショートカットを整理しましょう。新しくフォルダを作って、そこに使わないプログラムへのショートカットを移動させるのもいいでしょう。
よく使うプログラムのショートカットを配置する
たとえばメーラーを登録してみましょう。
メーラーはE-mailを扱うのですから、頭文字としてはEがふさわしいでしょう。私はEdMaxフリー版をよく使っていますので、ショートカットを「EdMaxフリー版」という名前で作ります。他のメーラーをお使いの方は「E_(あなたが使っているメーラー)」という名前にされてはいかがでしょうか。
ためしにメーラーを起動してみましょう。ウィンドウズキーを押してEを押してください。起動しましたら配置完了です。慣れれば、すぐにメーラーを起動することができますよ。
エクスプローラを設定し直して、もっと使いやすくする
- エクスプローラを起動します。参考までに、主な起動方法を述べます。
- [スタート]ボタンから[プログラム(P)]メニューをたどって[エクスプローラ]を選択する。
- 104(あるいは日本語106)キーボードのウィンドウズキーを押しつつ、英字の「E」を押す。
- [スタート]ボタンから[ファイル名を指定して実行(R)...]を選択する。[ファイル名を指定して実行]ウィンドウで[名前(O)]の欄に、 explorer と打ち込み、Enterキーを押す。
- [表示(V)]メニューの[オプション(O)...]を選択します
- [オプション]ウィンドウの[表示]タブで[すべてのファイルを表示(S)]をクリックします。
- [タイトルバーにファイルのパス名を表示する(P)]をチェックします。
- [登録されているファイルの拡張子は表示しない(E)]のチェックを外します。
- [境界の左右に説明を表示する(D)]のチェックを外します(これは好みで)。
- [OK]ボタンを押します([オプション]ウィンドウは閉じます)。
これで、エクスプローラで見えなかったファイルが見えるようになり、拡張子も表示されます。
エクスプローラはMicrosoft(R)の著作物です。
この文書はWindows95 4.00.950a (OSR1)の時に作成しました。