どんなソフトウェア?
ダウンロードって?
ネットの向こう側にあるコンピュータ上のファイルを、自分の端末へ転送して取得することです。Getとも言います。
ReGetはその名のとおり、一度中断されたファイルでも中断された時点からダウンロードできます。
特に大きいファイルをダウンロードする時、ReGetはあなたの力になることでしょう。
こんな機能がいけまっせ!
- ダウンロードの再開(レジューム)ができます。
- レジュームが可能かどうかひとめでわかります(緑のフェイスマークが表示されます)。
- 国際版では、13か国語(中国語(big5/gb)・ドイツ語・オランダ語・英語・ハンガリー語・イタリア語・日本語・韓国語・ポーランド語・ルーマニア語・ロシア語・スウェーデン語・トルコ語)に対応しています。
- クリップボードにURIがコピーされると自動でダウンロードが開始されるクリップボード監視機能があります。
- FTPだけではなく、HTTPなどにも対応しています。
- 指定時間、相手サーバがうんともすんとも言わない時、いったん中断して、接続し直して再開する機能があります。
- URIを直接入力(またはペースト)してダウンロードできます。
なお、 ReGet F.A.Q の、 Pro と Free と Beta の違いは何ですか? という項にある通り、 Free version は30日間の試用を過ぎると、広告バナーが表示されます。
プライバシーに関する注意
ReGet Freeは「広告つき」フリーウェアです。
ReGet FAQ(*1)から引用します。
ReGet Free
30日間無料で試用することができます。それ以降は、広告バナーの表示を行うことによって無料で使い続けることができます。レジストすることで広告バナーを消す事ができます。
引用元:ReGet F.A.Q. A.3.Pro と Free と Beta の違いは何ですか?
(強調は筆者)
上記の通りReGetでは30日間の試用後、広告バナーの表示が求められます。この広告の表示にCONDUCENT TECHNOLOGIES社(*2)のTSADBOT.EXEが使われています。
プライバシー侵害のおそれ
この広告ソフトウェアがトレンドマイクロ社のウィルス情報(*3)にとりあげられています。TSADBOT.EXEの削除方法もあります。
各種シェアウェアなどでの広告表示用に使用されており、けして不正な目的に作成されたプログラムではありませんが個人情報を「CONDUCENT TECHNOLOGIES」社のサーバーに送信する活動を行う場合があり、プライバシーの侵害であるとして米国では2000年7月前後より問題になっております。
引用元:トレンドマイクロ社・ウィルスデータベース・ウイルス情報(TROJ_TSADBOT)
(強調は筆者)
しかし、広告バナーの表示を行うことが無料で使用するための条件とされていますので、ライセンス面での問題(*4)とプライバシー侵害の問題(*5)を合わせてお考えになってから、ReGetをご使用になられるかどうかを判断してください。
脚注
- ReGet FAQ
- CONDUCENT TECHNOLOGIES社
- トレンドマイクロ社のウィルス情報
- 繰り返しますが、ReGet Freeは「レジストすることで広告バナーを消す事ができます」
- 広告ソフトウェアがあつかう個人情報などについては、ReGetの公式サイトにてPrivacy Policyが公開されています。
インストール
必要なファイルをダウンロード
【公開終了】
解凍して、起動するまで
インストーラー付きなので、指示に従ってインストールを進めてください。ご参考までに、私は次の場所に解凍していました。D:¥NET¥GET¥REGET¥
※一般プログラムはドライブDに置いています。NETはネットワークの略で、GETはHTTP及びFTPを使ってファイルを取得・転送するプログラムを置くフォルダです。
ReGetで サクサクっとGet
Netscape Navigatorでファイルをダウンロードするとき、たまに失敗します。ファイルへのリンクをクリックしたら、でたらめな文字がずらっと表示されたなんてことありませんでしたか? うんざりしますよね。
ちゃんと設定しておけばこういうことにはならないんですが、不便なことには変わりありません。
さて、ここで登場するのがReGetです。
ReGetの設定
ReGet 1.6 Free(日本語専用版)を使用しているものとして説明を進めます。
- ReGet Freeを起動します。
- [オプション]メニューの[標準のダウンロードプロパティ(W)...]を選択します。
- [デフォルトのダウンロードプロパティ]ウィンドウの[URL]タブで、[保存するフォルダ(S)]にファイルを置いておくためのフォルダを指定します。私の場合はD:¥00TMPにしています。
- [オプション]メニューの[オプション(I)...]を選択します。
- [オプション]ウィンドウの[監視]タブで、[クリップボード]という項目の[監視する]をチェックします。
- [クリップボード]という項目の[無視する拡張子]にlzh zipが含まれていたら削除します。なお標準の設定では htm html となっています。
- [OK]ボタンを押して[オプション]ウィンドウを閉じます。
これで設定は終わりです。
ReGetの使い方について(カンタンですよ!)
ブラウザとReGetをそれぞれ起動させておきます。ページ上で、ダウンロードしたいファイルが見つかったら、ファイルへのリンクにカーソルを合わせて右クリックします。そしてURIをコピーします。Netscape Navigatorでは[リンクの場所をコピー(N)]、Internet Explorerでは[ショートカットのコピー(T)]します。
試しにやってみましょう。
すると、ReGetのウィンドウにファイルの名前やサイズなどが表示されます。
名前の左側には緑のフェイスマークが表示されていますが、これは緑だとダウンロードを中断してもまえの続きから再開できる(ReGetできる)ことを示しています。表示がなければダウンロードを中断すればダウンロードを1からし直さなければならない(ReGetできない)という意味です。
しばらく待つとフェイスマークの横にチェックマークがつきます。これはダウンロード完了の合図です。
さて、うまくダウンロードできたか確認してみましょう。[保存するフォルダ]に指定したフォルダ(私はD:¥00TMPにしています)をエクスプローラで開いてみてください。get.txtというファイルがありますか? あったなら、正しくダウンロードできたかメモ帳で開いてみましょう。
これでダウンロードは完了です。おつかれさまでした。これであなたもカンタンにファイルをGetできますね。:-)
ReGetとInternet Explorer 5.5でエラーがでる場合
ReGetのバージョン1.6をインストールした直後の状態では、IE5.5はエラーで起動できないようになっています。どうやらReGet側の「連携」が原因のようです。
- ReGet 1.6 Freeを起動します。
- [オプション]メニューの[プログラムオプションI...]を選択します。
- [連携]タブの[ブラウザのクリック]という項目の[Internet Explorer]のチェックを外します。
これでIE5.5が起動できるようになります。
アンインストール
- [スタート]ボタンから[設定(S)]にカーソルを置いて[コントロール パネル(C)]を選択します。
- [コントロールパネル]ウィンドウが表示されたら[アプリケーションの追加と削除]アイコンをダブルクリックします。
- [セットアップと削除]タブで[ReGet 1.6 Free]を選び、[追加と削除(R)...]ボタンを押します。するとアンインストールが始まりますので指示に従って処理を進めてください。
ReGetはVladimir Romanov(ヴラディーミル・ロマノフ)さんの著作物です。
この文書はReGet Free Beta version 1.5 (build 412)の時に作成して、ReGet Free (jp) version 1.6 (build 447)の時に修正しました。