注意
この設定を行うことで以下のような不具合が確認されています。
- 一部のウィンドウの文字が大きく表示される(これはsystemフォントをj13*.fonに変えることで回避可能です)
- ヘルプのキーワード検索で、文字が重なって表示される
他にも思わぬ障害が発生するかもしれません。くれぐれもご自身の責任において変更されるようご注意ください。
Win.iniの書き換え
警告:WIN.INIの書き換えは危険を伴います。書き換えに失敗するとWindows 95が起動しなくなる場合もあります。かならずWIN.INIのバックアップを取ってから書き換えて下さい。→ 重要ファイルのバックアップツール、ERMの紹介を見る。
- Windowsフォルダ(標準ではC:¥Windows)にあるWIN.INIをエディタ(例えばメモ帳)で開きます。
- [FontSubstitutes]という項目の下の行に、以下の1行を追加して[上書き保存]します。 MS Sans Serif=System,128,3
- ウィンドウズを再起動します
これで英語ソフトウェアの文字化けが解消されます。しかし現状では、文字の大きさが14ポイントになりますので、ウィンドウも標準状態に比べて大きめに表示されるでしょう。次の項目で解消法を説明します。
systemフォントを小さいものにする
Windows 3.1時代のシステムフォントをインストールすることで、システムフォントのサイズを14ポイントから10ポイントに小さくできます。
警告:システムフォントの変更は危険を伴います。失敗するとWindows 95が起動しなくなる場合もあります。かならずレジストリのバックアップを取ってから書き換えて下さい。→ 重要ファイルのバックアップツール、ERMの紹介を見る。
下準備:あらかじめChange-moi(シャンジュ・ムワ)と解凍レンジをインストールしておきます。とくに解凍レンジとCAB書庫ファイルとの関連づけを設定しておいてください。
J13*.fonの解凍とインストール
- Windows 95/98のインストール用CDをCDドライブに入れてください。
- [スタート]ボタンから[検索(F)]を選んで、[ファイルやフォルダ(F)...]を選択してください。
- 次の検索条件で検索をかけます。
- [名前と場所]タブ
- [名前(N):]*.cab
- [探す場所(L):](CDドライブを選択してください)
- [その他]タブ
- [含まれる文字列(C):] J13fix.fon
-
mini.cabあるいはmini1.cabが表示されますので、ダブルクリックして解凍レンジで開きます。
もしダブルクリックでCABファイルが開けない場合は、解凍レンジからの関連付けを確認してください。
- j13がファイル名につく3つのフォントファイル(j13fix.fon,j13oem.fon,j13sys.fon)を適当なフォルダに解凍してください。
- [コントロールパネル]の[フォント]で[ファイル(F)]メニューから[新しいフォントのインストール(I)...]を選択します。
- j13fix.fon,j13oem.fon,j13sys.fonを解凍したフォルダを指定して、[OK]ボタンを押します。
Change-moi(シャンジュ・ムワ)でJ13*.fonをシステムフォントに設定する
- Change-moi(シャンジュ・ムワ)を起動します。
- [カテゴリ(Y)」ツリーメニューから[+システム]のツリー下にある[フォント]を選択します。
-
各フォントを次のように設定します。
- System フォント(S):
- j13sys.fon
- FixedSys フォント(F):
- j13fix.fon
- Terminal フォント(T):
- j13oem.fon
- [OK]ボタンを押します。
- ウィンドウズを再起動します。
これでシステムフォントが小さく(10ポイントで)表示されます。
ERMはR'R'Yさんの著作物です。
解凍レンジは白川泰洋さんの著作物です。
Change-moi(シャンジュ・ムワ) はひき たけひとさんの著作物です。